宜
むべ異読 うべ
副詞頻度ランク #22648 · 青空 0 例
標準
truly
文例 · 用例
〔雲を濾し〕宮沢賢治雲を濾しまことあかるくなりし空かな子ら歓呼してことごとく走り出でしも宜なれや風のひのきはみだるるみだるゝ
— 宮沢賢治 『〔雲を濾し〕』 青空文庫
それは抽象的でも具体的でもない、又あらゆる習慣、あらゆる思索の便宜に作られた言葉、あらゆる名辞以前にあるものだ。
— 中原中也 『詩と詩人』 青空文庫
つまり便宜的にしか述べることが出来ない。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
(断るが、茲でいふ想ひとは思惟的なのでもイメッヂでのでも宜しい。
— 小林秀雄に 『小詩論』 青空文庫
單にその通用的便宜のために、疾患を疾患として放任し、惡に則つて惡を準用する如きは、一國文化の將來を憂ふる者の、斷じて贊與しないところであらう。
— 萩原朔太郎 『ローマ字論者への質疑』 青空文庫
すくなくとも僕らの詩人は、より因襲のない自由な立場で、古典の詩を新しく本質的に鑑賞し得る便宜を持っている。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
波宜亭少年の日は物に感ぜしやわれは波宜亭の二階によりてかなしき情感の思ひにしづめり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
「波宜亭」「小出新道」「廣瀬川」等、皆我が故郷上州前橋市にあり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
作例 · 標準
古い書物には、「宜なるかな」と記されており、それが至極当然であることを示している。
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彼が怒るのも宜というもので、今回の対応はあまりに誠実さを欠いていた。
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成功の裏に血の滲むような努力があったと聞き、その結果も宜と納得した。
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