後ろを見せる
うしろをみせる
表現動詞-一段
標準
to turn one's back (on the enemy)
文例 · 用例
昨夜おれが吉原行きを断わって戻って来たのを、放蕩者に似合わない、敵に後ろを見せるは名折れだとひやかしたが、本心はやっぱり、おれが吉原を断わって、待たせてある人のために帰って来てくれた、それがこんなに嬉しいのだ。
— 椰子林の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
武士とあろうものが敵に後ろを見せるのか。
— 第八巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
何んの丈夫でさへあれば、城彈三郎如きに後ろを見せる拙者ではないが――」 高木勇名はさう言ひかけて笑ふのです。
— 父の遺書 『錢形平次捕物控』 青空文庫
敵に後ろを見せるわけには行かないよ」 平次は隙間もる陽の光をながめながら、一寸も退く様子はありません。
— 怪盗系図 『銭形平次捕物控』 青空文庫
敵に後ろを見せるといふ法は御座いません。
— 兵庫の眼玉 『錢形平次捕物控』 青空文庫
何の丈夫でさえあれば、城弾三郎ごときに後ろを見せる拙者ではないが――」 高木勇名はそう言いかけて笑うのです。
— 父の遺書 『銭形平次捕物控』 青空文庫
敵に後ろを見せるという法はございません。
— 大村兵庫の眼玉 『銭形平次捕物控』 青空文庫
卑怯の意味で後ろを見せるというわけではないが、君が強いて事を好めば拙者も手を束ねてはおられぬ、同行の諸君もそれを見てはおれまい。
— 無明の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
例句