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徃左

徃左
名詞
1
標準
文例 · 用例
段が右徃左徃している。
幸田露伴 観画談 青空文庫
買物客が右徃左徃してゐる、農具や植木や瀬戸物が多い、合羽、竹籠がよく売れる、私はたゞ見て歩いた、買ふ金もなく買ふ気もない。
室積行乞 行乞記 青空文庫
裸坊――それは天神祭独特の、宮市名物――が右徃左徃する、しかし昔ほど盛んでない。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
山口まで歩いた、途中、湯田競馬見物、一競馬見たら嫌になつた、そこには我慾が右徃左徃してゐるばかりだ、馬券がとぶばかりだ、馬を鑑賞する、いや、賭そのものを味ふことすらないのだ、勝負事の卑しい醜い一面しかないのだ。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
夜も散歩、どてら姿が右徃左徃する。
種田山頭火 道中記 青空文庫