旅興行
たびこうぎょう
名詞
標準
touring show
文例 · 用例
そのうち妾達の曲芸団は再び旅興行へ出ることになって、妾達がモンテ・カルロに出発する前日、妾はペル・ロンのアトリエに出来つつあったのでした。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
○三月十一日、四代目岩井松之助、北海道の旅興行中に死す、四十九歳。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
旅興行は、もういやだ。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
二箇月の旅興行に於ける僕の奮闘が、認められた結果らしい。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
さうして魚市場の閑な折々は、血のついた腥くさい石甃の上で、旅興行の手品師が囃子おもしろく、咽喉を真赤に開けては、激しい夕焼の中で、よく大きな雁首の煙管を管いつぱいに呑んで見せたものである。
— 北原白秋 『水郷柳河』 青空文庫
あやつり芝居が夏休みのあいだに、二人が一座を組んで信州路へ旅興行に出て、中仙道の諏訪から松本の城下へまわって、その土地の或る芝居小屋の初日をあけたのは、盂蘭盆の二日前であった。
— 人形使い 『半七捕物帳』 青空文庫
もともと旅興行で、さのみ熱心に勤めている筈でない冠蔵の人形が、今夜はたましいが籠ったように生きて働いている。
— 人形使い 『半七捕物帳』 青空文庫
信州の旅興行には自分は一座していなかったから、どっちが理か非かよくは判らないが、ともかくも仲間同士が背中合わせになっているのはどっちのためにも悪い。
— 人形使い 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
プロレスの団体が地方を回る旅興行は、熱狂的なファンに支えられている。
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旅興行の間は移動が多く、選手たちはコンディションを整えるのに苦労する。
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演劇一座の旅興行は、大都市の公演とは違った温かみのある舞台になる。
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