タマリンド
タマリンド
名詞
標準
tamarind
文例 · 用例
プノンペンの街、タマリンドの街路樹、メコン河の流れ、シソワット王の城内、彼方には椰子の林があり、赫熱とした熱帯の強烈な太陽の直射と、熱風を避けた王城内でノラの母はシソワット王と廷臣の居並ぶ玉座のまえで、オーケストラと数十人の唄い手の歌声のなかで華麗な彼女はカンボジヤの踊りを舞うのだった。
— 吉行エイスケ 『新種族ノラ』 青空文庫
繁華なカチナ通りの、タマリンドウの街路樹の下に、水色の服を着た仏蘭西人の子供の遊んでゐるところなぞは、絵を見るやうだつた。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
タマリンドウの梨のやうな果実が、るゐるゐと実つて、まるで田園の感じである。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
スバーは、いつでもタマリンド(熱帯地方に生える木で、黄色い花が咲き、印度人は、その花や葉を食べます)の下に坐るのがきまりでした。
— ラビンドラナート・タゴール Rabindranath Tagore 『唖娘スバー』 青空文庫
まず檳榔子とタマリンドの果肉の煎汁に鼈甲の粉末をまぜた下剤を三カデックス(約三合)ほど飲ませ、吐剤として牛※(ヤク)の糞と芸香と銭苔を練りあわせた丸薬を一ドラチューム(約十匁)、鎮咳剤として印度大麻の葉、落葉松茸(エプリコ)、金銀花(スイカズラ)の花の煎汁をそれぞれ二カデックス(約二合)ずつ。
— 久生十蘭 『新西遊記』 青空文庫
下剤としてプラム、タマリンド、硫酸ソーダ、ダイオウ、ハトの胆汁、ヒマ、など。
— History of Medicine 『医学の歴史』 青空文庫
作例 · 標準
タマリンドの果肉を練り込んだペーストを、タイカレーの酸味付けに加える。
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暑い日に飲む、タマリンドを煮出した甘酸っぱいジュースは最高のリフレッシュだ。
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市場には、茶色い鞘に入ったままの乾燥タマリンドが山積みになっていた。
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ウィキペディア
タマリンド は、マメ科タマリンド属の常緑高木。古くは、エチオピアからインドに渡来した。ヘブライ語の「タマール」(なつめやしの意味)と「インド」から、タマリンドと名付けられた。別名、チョウセンモダマ(朝鮮藻玉)。
出典: タマリンド — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0