脛に疵持つ
すねにきずもつ
表現Godan verb with 'tsu' ending
標準
to have a guilty conscience
文例 · 用例
この時、村の方から松明の火が近いて、大勢の人声や跫音が乱れて聞えたので、脛に疵持つ彼は狼狽えて逃げた。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
脛に疵持つふたりは若や追手かと胸を冷したが、なにぶんにも月が明るいので何うすることも出来ない。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
というのは、かれが常に賭博に耽っているのと、まだほかにもなにか後ろ暗いことのあるのを、警察でも薄々さとっているらしいので、脛に疵持つかれは、こういう問題について警察へ顔を出すことを恐れている。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
脛に疵持つ彼は、頼長になにやら睨まれているような気がして、なるべくその傍へは寄り付かぬように努めていたが、もう誰に憚ることもない。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
作例 · 標準
彼は脛に疵持つ身なので、過去の事件について話が及ぶと露骨に動揺する。
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脛に疵持つ者が、正義を振りかざして他人を批判するのは滑稽なことだ。
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「脛に疵持つ覚えはない」と彼女は毅然とした態度で疑惑を否定した。
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