小鉢
こばち
名詞頻度ランク #37664 · 青空 246 例
標準
small bowl
文例 · 用例
何かまた昔話でもしようじゃあありませんか」と、老人は食い荒しの皿小鉢を老婢に片付けさせながら云った。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
」と言い棄てに、ちょこちょこと板の間を伝って、だだッ広い、寒い台所へ行く、と向うの隅に、霜が見える……祖母さんが頭巾もなしの真白な小さなおばこで、皿小鉢を、がちがちと冷い音で洗ってござる。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
代赭色の小鉢に盛り上がった水苔から、青竹箆のような厚い幅のある葉が数葉、対称的に左右に広がって、そのまん中に一輪の花がややうなだれて立っている。
— 寺田寅彦 『病室の花』 青空文庫
女の子は暫くもじもじしていたが、やがて、雲呑の小鉢を下へ置き、肘のなかの花束からおおきい蕾のついた草花を一本引き抜いて、差しだした。
— 太宰治 『葉』 青空文庫
勝手に台所を掻廻した挙句が、やれ、刺身が無いわ、飯が食われぬ、醤油が切れたわ、味噌が無いわで、皿小鉢を病人へ投打ち三昧、摺鉢の当り放題。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
青磁、赤江、錦手の皿小鉢、角の瀬戸もの屋がきらりとする。
— 泉鏡太郎 『飯坂ゆき』 青空文庫
) って言いながら、やがて小鉢へ、丸ごと五つばかり出して来ました。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
」 二十七「青葉の影の射す処、白瀬戸の小鉢も結構な青磁の菓子器に装ったようで、志の美しさ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
作例 · 標準
食卓には、いくつもの小鉢に盛られたおかずが並んでいた。
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この小鉢は、和え物や酢の物を入れるのにちょうどいいサイズだ。
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彼女は可愛らしい小鉢をたくさん集めている。
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