追いかけっこ
おいかけっこ
名詞
標準
chasing one another
文例 · 用例
追いかけっこをする一年坊主どもの甲高い叫びや、飛び板を踏みならす騒々しい音をぬって、遠い打球音がきこえてくる。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
小さい女の子はお手玉をとりとり大きな声で謡をつけ、大きい女の子は、廊下の気持よい隅や段々の傍で、喋り笑い、ちょいと巫山戯て、追いかけっこをする。
— 宮本百合子 『思い出すかずかず』 青空文庫
夏の草原の中、花が咲いている草の間をぬって追いかけっこをしたり、晴れた日に高いガマの木陰の水際に座って、船が海の方へ行くのを見た日のことを。
— A Dog of Flanders 『フランダースの犬』 青空文庫
大人も、友達も、皆のんきに笑い、喋り、追いかけっこをして遊んでいるのに、たった独りぼっちの自分は、なぜこんなに淋しく、こんなにも悲しい目に会わなければならないのだろう……。
— 宮本百合子 『地は饒なり』 青空文庫
ラーゼマンのところには大きなたらいがあって、そのなかで水を浴びたり、追いかけっこをすることは、子供たちにとって大きな楽しみなのだ。
— DAS SCHLOSS 『城』 青空文庫
彼はすぐに彼女らを打ち解けさせ、いろんな遊びや駆けっこや追いかけっこを考え出した。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
ところが、運のわるいことに、リスたちはむちゅうになって、木から木へと追いかけっこをしているものですから、ニールスの呼ぶ声がちっとも耳にはいりません。
— NILS HOLGERSSONS UNDERBARA RESA GENOM SVERIGE 『ニールスのふしぎな旅』 青空文庫
それと追いかけっこをしながら、ふたりのサーファーは、おたがいに相手とは完璧にあるいは微妙ではあるけれども決定的に違う方法で、波との美しい格闘を繰り広げた。
— 片岡義男 『波乗りの島』 青空文庫
作例 · 標準
例句