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家構え

いえがまえ
名詞
1
標準
appearance of a house
文例 · 用例
店と言っても家構えがあるわけでなく鮪や鮫を売る問屋の端の板羽目の前を借りて庇を差出し、其の下にほんの取引きに必要なだけの見本を並べるのであった。
岡本かの子 とと屋禅譚 青空文庫
わたしが知ってからでも、土蔵付きの大きい角店で、見るからに基礎のしっかりとしているらしい家構えであった。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
わたしが知ってからでも、土蔵付きの大きい角店で、見るから基礎のしっかりとしているらしい家構えであった。
岡本綺堂 ゆず湯 青空文庫
小ぢんまりしたあたり前の家構えであった。
宮本百合子 作品の血脈 青空文庫
其数朝の間に、旧族の屋敷は、段々、家構えが整うて来た。
折口信夫 死者の書 青空文庫
こんなに何時の間に、家構えが替って居たのだろう。
折口信夫 死者の書 青空文庫
家構えにも、屋敷の広場にも、家の中の雑用具にも。
折口信夫 死者の書 青空文庫
……坂の途中で彼は左へ折れた、そこは閑静な中流の住宅街で、たいてい同じような門と塀をとりまわし、樹の多い庭や、古びたつつましやかな、しかし住み心地の良さそうな家構えなど、みなどこかに共通点のあるのが、その街筋ぜんたいにおちつきと静かさを保たせている。
山本周五郎 花咲かぬリラ 青空文庫
作例 · 標準
閑静な住宅街の中でも、ひときわ立派な家構えが通行人の目を引いている。
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「ずいぶん堂々とした家構えですね。遠目から見ても歴史のあるお宅だと分かります」
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表札を見るまでもなく、その格式高い家構えから、古くから続く旧家であることがうかがえた。
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彼は家を新築する際、建物自体の意匠だけでなく、門扉や塀を含めた家構え全体の調和にこだわった。
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