所場
しょば異読 ショバ
名詞
標準
place (to run a business, e.g. street stall)
文例 · 用例
所に適するとは場所場所に応じた気配り工夫が要るということです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
遊所場で取り逃がしたのだ」「宿ですね」「そうだ。
— 鷹のゆくえ 『半七捕物帳』 青空文庫
源氏は惟光を呼んで帳台、屏風などをその場所場所に据えさせた。
— 若紫 『源氏物語』 青空文庫
私は、必要な場所場所を探険して、戻った。
— 宮本百合子 『長崎の印象』 青空文庫
久保田万太郎ではないこの作者が、女および作家としてなみなみでない過程を経て到達した今日という日、稚く浄い「キャラメル工場から」が、又新しく出版されてゆく今日という時代の動きの中で、よもや、己れの純真な生のたたかいのたたかわれた場所場所を、名所図絵として描き終ろうとするのではないだろう。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
元来が裸一貫の力ずくでやる勝負の見物に、屋根も天井もいったものかは、青空を頭に戴いて小屋も土俵も場所場所に新しくものしてこそ、六根清浄、先祖の宿禰にも背かぬというもの、こうなっては行く行く相撲は江戸ッ児の見るものでなくなるかも知れないと、そんじょそこらの勇み肌が中ッ腹でいるそうな。
— 柴田流星 『残されたる江戸』 青空文庫
その後の一同はそれぞれ思いの残る場所場所の話で持ち切っている中でも、特にひそひそ声をひそめて訊ねたり、答えたりするようなことも多かった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
――宗賀は大胆な男で、これより先、一同のさがさないような場所場所を、独りでしらべて歩いていた。
— 芥川龍之介 『忠義』 青空文庫
作例 · 標準
彼はこの場所を自分の商売の所場として気に入っている。
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お祭りの露店は、良い所場を見つけるのが重要だ。
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この場所は人通りが多く、商売をするには絶好の所場だ。
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