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乾瓢

かんぴょう
名詞
1
標準
strips of dried gourd
文例 · 用例
それから十日ほど経つと、老人から老婢を使によこして、先日は留守で失礼をしたが、きのう帰宅しました、これはめずらしくもない物だが御土産のおしるしでございますと云って、日光羊羹と乾瓢とを届けてくれた。
蝶合戦 半七捕物帳 青空文庫
脱肉は勿論乾性即ち神経癩の証拠で、これは栄養神経が破壊される結果筋肉が萎縮するのを云ふのであるが、乾性のひどいのになると体が乾瓢のやうになつて、少しも形容ではなく骨と皮ばかりになる。
北條民雄 癩を病む青年達 青空文庫
木暮村へ到着|忽々、まづ下婢の美貌にたぢろいだのが皮切りで、その後村を歩いてゐると、藁屋根の下に釣瓶の水を汲む娘や、柴を負ふて山を降る女達、また往還の日当たりに乾瓢をほす女などに、出会ひがしらに思はず振向きかけるやうな美人を見出すことが多い。
坂口安吾 木々の精、谷の精 青空文庫
甘辛い油揚げの中にいっぱいつまった飯、じとじと汁がたれそうなかんぴょうの帯。
林芙美子 新版 放浪記 青空文庫
かんぴょうでもいいから食べたい。
林芙美子 新版 放浪記 青空文庫
かんぴょう 家族が病気で大騒ぎの時、いちじく印の灌腸薬を書生M君に大急ぎで買いにやりました。
小出楢重 めでたき風景 青空文庫
私が「オイ灌腸はまだか、早く早く」と待ち兼ねている時、M君は「いちじく印のものはありませんでしたけれども」といいながら一束のかんぴょうを携げて帰って来ました。
小出楢重 めでたき風景 青空文庫
それはかんぴょうではないかと私は怒りました。
小出楢重 めでたき風景 青空文庫
作例 · 標準
巻き寿司の具として欠かせない乾瓢を、甘辛い醤油ダレでじっくりと煮含める。
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乾瓢って、夕顔の実を細長く剥いて干したものだって知ってた?」
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栃木県は乾瓢の生産量が日本一で、夏の農村では白い紐のような乾瓢が至る所に干されている。
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