愛染明王
あいぜんみょうおう
名詞
標準
Ragaraja (esoteric school deity of love)
文例 · 用例
その効果を仏教では「愛染行」(愛染明王の行 愛欲に入ってしかも愛欲を度す)と言います。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
釈尊は、釈尊は、大悲の弓の智慧の矢をつまよつて、三毒の眠を驚かし、愛染明王は弓矢を持つて、陰陽の姿を現せり、されば五大明王の文殊は、養由と現じて、れいを取つて弓を作り、安全を現して矢となせり。
— 二十四世 観世左近 『よくぞ能の家に』 青空文庫
我々の眼で見ると愛染明王の相だ」「ふふん」と今度は主膳が冷笑しました。
— 他生の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
しかし、敏外住職は存外まじめで、「その竪の一眼は、愛染明王の淫眼といって、ことに意味深い表徴になっている」「ナニ、いんがん」「左様」「どういう字を書くのだ」「淫は富貴に淫するの淫の字――これは愛染明王が大貪著時代の拭うても拭いきれない遺品だ。
— 他生の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
その跡を見送ると、ちょうど今のお社のあるところまで来て、愛染明王の姿を現じて行方知れずになったといってあります。
— 柳田國男 『日本の伝説』 青空文庫
愛染明王はもとは愛欲の神であったそうですが、愛という名からわが国では、特に小児の無事息災を祈っていました。
— 柳田國男 『日本の伝説』 青空文庫
作例 · 標準
この寺院では、縁結びの神様として知られる愛染明王(あいぜんみょうおう)の御朱印がいただけます。
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高野山には、迫力ある愛染明王像が安置されており、その忿怒の表情は見る者に強い印象を与えます。
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密教では、愛染明王は煩悩を断つのではなく、それを浄化して仏道に繋げるという思想が説かれています。
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A: 「最近、人間関係で悩んでて…」 B: 「だったら、一度、愛染明王様にお参りしてみてはどう?きっと良い方向へ導いてくれるはずよ。」
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ウィキペディア
愛染明王 は、仏教の信仰対象であり、密教特有の憤怒相を主とする尊格である明王の一つ。愛染王とも。
出典: 愛染明王 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0