寿量
じゅりょう
名詞
標準
文例 · 用例
一石一字をろがみて、 そのかみひそにうづめけん、寿量の品は神さびて、 みねにそのをに鎮まりぬ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
且つ仕舞船を漕ぎ戻すに当っては名代の信者、法華経第十六|寿量品の偈、自我得仏来というはじめから、速成就仏身とあるまでを幾度となく繰返す。
— 泉鏡花 『葛飾砂子』 青空文庫
腰を捻って、艪柄を取って、一ツおすと、岸を放れ、「ああ、良い月だ、妙法蓮華経如来寿量品第十六自我得仏来、所経諸劫数、無量百千万億載阿僧祇、」と誦しはじめた。
— 泉鏡花 『葛飾砂子』 青空文庫
「妙法蓮華経如来寿量品第十六自我得仏来所経諸劫数無量百千万億載阿僧祇。
— 泉鏡花 『葛飾砂子』 青空文庫
「妙法蓮華経如来寿量品。
— 泉鏡花 『葛飾砂子』 青空文庫
七兵衛は腰を撓めて、突立って、逸疾く一間ばかり遣違えに川下へ流したのを、振返ってじっと瞶め、「お客様だぜ、待て、妙法蓮華経如来寿量品第十六。
— 泉鏡花 『葛飾砂子』 青空文庫
「妙法蓮華経如来寿量品第十六|自我得仏来所経諸劫数無量百千万億載阿僧祇。
— 泉鏡花 『葛飾砂子』 青空文庫
十月八日病|革まるや、日昭、日朗以下六老僧をきめて懇ろに滅後の弘経を遺嘱し、同じく十八日朝日蓮自ら法華経を読誦し、長老日昭臨滅度時の鐘を撞けば、帰依の大衆これに和して、寿量品の所に至って、寂然として、この偉大なたましいは、彼が一生待ち望んでいた仏陀の霊山に帰還した。
— ――予言僧日蓮―― 『学生と先哲』 青空文庫