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通辞

つうじ
名詞
1
標準
文例 · 用例
かのズウフラも通辞役の人にくれたのを、その人が何かの都合で質に入れたというわけです。
ズウフラ怪談 半七捕物帳 青空文庫
気の毒なのは通辞役の深沢さんという人で、ズウフラを質入れした事が露顕して、別に表向きの咎めはありませんでしたが、世間に対して頗る面目を失ったということです。
ズウフラ怪談 半七捕物帳 青空文庫
公使領事のほかには二、三の書記官や通辞があるばかりで、アメリカは麻布の善福寺、フランスは三田の済海寺、オランダは伊皿子の長応寺、プロシャは赤羽の接遇所、ロシアは三田の大中寺に、公使館または領事館を置いてあるが、これらは幕府に届け出でのあるもので、そこに住む者の姓名もみな判っている。
異人の首 半七捕物帳 青空文庫
「奉行所から通辞を頼んで来ればよかったな」と、半七は自分の不注意を悔んだ。
蟹のお角 半七捕物帳 青空文庫
が、顔馴染みの番頭に案内されて、通辞、西善三郎の部屋へ通って見ると、昨日と同じように、良沢はもうとっくに来たと見え、悠然と座り込んでいた。
菊池寛 蘭学事始 青空文庫
そうした一座は、おぼつかない内通辞を通じて、カピタンにいろいろな質問をした。
菊池寛 蘭学事始 青空文庫
が、カピタンが通辞からその質問を受け取ると、彼はいつもおどろいたように目を瞠りながら、急に真面目な態度になって、長々と答えるのが常だった。
菊池寛 蘭学事始 青空文庫
通辞は、カピタンの意を受けて、こんなことをいった。
菊池寛 蘭学事始 青空文庫