杖とも柱とも頼む
つえともはしらともたのむ
表現動詞-五段-マ行
標準
to count on someone as the only support
文例 · 用例
自分の少年の頃、一家に取って唯一の稼ぎ手であった父親を喪って以来、母と祖母が杖とも柱とも頼むのは独り息子の自分だけであった。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
貴様が杖とも柱とも頼む川上機関大尉の死体だ」「ええっ、な、な、何だって?
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
あの難しい時代を心配されて亡くなられた杖とも柱とも頼む聖徳太子を慕って、何だって亡くなられたろうと思う痛恨な悲憤な気持で居ても立ってもいられない思いに憑かれたようになって拵え、結果がどうなろうとそれを眼中に入れないで作られたものであろう。
— 高村光太郎 『回想録』 青空文庫
五 清水和助といふのは、尾久の半分ほども持つて居ると言はれた大地主で、先代は苗字帶刀を許されたほどの大百姓ですが、和助は養子で、早く女房に死に別れた上、何んの因果か子供運がなく、たつた一人の男の子で、二十三になる清次郎といふのを、杖とも柱とも頼む贅澤なうちにも淋しい生活でした。
— 狐の嫁入 『錢形平次捕物控』 青空文庫
五 清水和助というのは、尾久の半分ほども持っていると言われた大地主で、先代は苗字帯刀を許されたほどの大百姓ですが、和助は養子で、早く女房に死に別れた上、なんの因果か子供運がなく、たった一人の男の子で、二十三になる清次郎というのを、杖とも柱とも頼む贅沢なうちにも淋しい生活でした。
— 狐の嫁入 『銭形平次捕物控』 青空文庫
お前は家の一人息子、わたしにとってもドゥーニャにとっても、お前はこの世のすべてです、杖とも柱とも頼むほどです。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
作例 · 標準
危機の時、頼れるのは彼だけだった。私たちは皆、彼を杖とも柱とも頼むことができた。
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親友が助け舟を出してくれるまで、彼女は完全に途方に暮れていた。本当に杖とも柱とも頼むことができる人だった。
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若い起業家にとって、心から杖とも柱とも頼めるメンターを見つけることは計り知れない価値がある。
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