編み上げ
あみあげ
名詞
標準
high laced shoes or boots
文例 · 用例
しかしまた他の半面の考え方によれば、科学者の知識は「物自身」の知識ではなくて科学者の頭脳から編み上げた製作物とも云われる。
— 寺田寅彦 『科学上の骨董趣味と温故知新』 青空文庫
批評家自身の芸術観から編み上げた至美至高の理想を詳細に且つ熱烈に叙述した後に、結論としてただ一言「それ故にこれらの眼前の作品は一つも物になっていない」と断定するのもある。
— 寺田寅彦 『帝展を見ざるの記』 青空文庫
月光を線に延ばして奇怪な形に編み上げたようなアームチェーアや現代機械の臓腑の模型がグロテスクな物体となって睥睨し嘲笑し、旧様式美に対する新様式の反逆を直截簡明に宣言している一群の進撃隊のようだ。
— 岡本かの子 『バットクラス』 青空文庫
でも編み上げますと、私には一生こんなものが入らないものと気がつきました。
— 一名――煙草蒐集家の奇禍 『火の点いた煙草』 青空文庫
あなたは、僕があなたのお傍に行きつくまでに、いま一度、ミネルバのアフガンを編み上げなければなりません。
— 一名――煙草蒐集家の奇禍 『火の点いた煙草』 青空文庫
さて、此処で一言述べて置きたいのは、これまでも、頻繁に問われたことだったが、この長篇を編み上げるに就いて、そもそも着想を何から得たか――と云うことである。
— 小栗虫太郎 『「黒死館殺人事件」著者之序』 青空文庫
この堯典の記事は天文の實地觀測に立脚せるものには非ずして、占星思想より編み上げられ、十二宮二十八宿の智識と、陰陽思想とがその根底となりしものなるを知るべき也。
— 特に堯舜禹に就いて 『『尚書』の高等批評』 青空文庫
いたずらに足の底に膨れ上る豆の十や二十――と切り石の鋭どき上に半ば掛けたる編み上げの踵を見下ろす途端、石はきりりと面を更えて、乗せかけた足をすわと云う間に二尺ほど滑べらした。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日編み上げについて考えている。
編み上げという言葉は日本語で重要だ。
彼は編み上げの意味を理解している。
この文には編み上げが含まれている。