川を越える
かわをこえる
表現動詞-一段
標準
to cross a river
文例 · 用例
徐々に道幅が広がり、やがて手すりのついた広い橋に差し掛かって、ゆっくりと流れるよどんだ川を越える。
— THE MAN WITH THE TWISTED LIP 『唇のねじれた男』 青空文庫
駿河路は、竹の下みちから所領、中日向とまわって、 甲斐筋は、勘治村から道士川を越える。
— 林不忘 『煩悩秘文書』 青空文庫
主水の率いる三百余人は、倉兼川を越えると直ぐ、橋を焼き落して日光街道を、蘆野原の関所を押して通り、二股山で槍薙刀鉄砲を棄てて関東へ向って行ってしまった。
— 長谷川伸 『討たせてやらぬ敵討』 青空文庫
同勢のうちには、さらに川下の細間の渡し場から渡った者もあり、また無理やりに追いかえされた者も多かったが、とにかく夜の明けるまでに五六千が利根川を越えることができた。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
酒匂川を越えると、並木の風にも、北条氏三代のきびしい秩序が、颯々と、威厳をもって、旅人を襲ってくる。
— 吉川英治 『篝火の女』 青空文庫
夜が明けたら川を越えるばかりにして兵も将も甲冑をつけたまま小屋や幕の蔭に眠っている。
— 吉川英治 『篝火の女』 青空文庫
けれど、やがて町屋川を越えると、そこここの蘆荻や民家のかげに、昨夜のうちに配置された味方の将士が、かくれていた。
— 第十一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
敵が、かんが川を越える途中を、不意に打つべしだ」 昌幸を中心に、諸将の意志が一致した。
— 第十一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
台風で橋が流されたため、迂回して別の場所で川を越えるしかなかった。
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子供の頃、秘密基地に行くためには、いつも小さな川を越える必要があった。
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登山道の途中で、水量の少ない川を越える場所があった。
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