篆刻家
てんこくか
名詞
標準
seal engraver
文例 · 用例
その途端|篆刻家の桑名鉄城氏ががつしりした肩を揺がしながら入つて来た。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
一体殿様だの、物特だのが何か大それた事でも仕出来さうとする時には、次の室からよく人が留め立に出て来るもので、それが二千石の家老であらうが、篆刻家であらうが少しの差支もない。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
」 篆刻家は座につくなりかう言つて、侯爵の顔を見た。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
侯爵はじろりと篆刻家を見かへした。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
」 篆刻家は一字幾らと相場の極つた掌面で額を撫であげながら感心した。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
それから或|篆刻家は、――しかし彼等の犯した罪は不思議にも彼の苦しみには何の変化も与えなかった。
— 芥川龍之介 『玄鶴山房』 青空文庫
もう一つ、これは篆刻家ではないらしく、黄丕烈(蕘圃)といふ清代の學者の手刻した「蕘圃手校」といふ印がある。
— 堀辰雄 『我思古人』 青空文庫
明治年間池塘に居を卜した名士にして、わたくしの伝聞する所の者を挙ぐれば既に述べた福地桜痴小野湖山の他には篆刻家中井敬所と箕作秋坪との二人があるのみである。
— 永井荷風 『上野』 青空文庫
作例 · 標準
著名な篆刻家が個展を開き、多くの書道愛好家が訪れた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は篆刻家として、伝統的な技法を守りつつ新しい表現を追求している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
篆刻家になるためには、書道の知識と彫刻の技術が不可欠だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash