悪足掻き
わるあがき
名詞
標準
文例 · 用例
悪足掻きをしても仕方がないのだ。
— ――夢と知性―― 『吹雪物語』 青空文庫
しかも常人のよく為し得ないあくどさで、娘の寝室へ深夜推参するやうな、醜悪そのものの悪足掻きをやらかしてしまふのである。
— ――夢と知性―― 『吹雪物語』 青空文庫
悪足掻きはしねえがいいぞ。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
けれど彼が悪足掻きな妄動をしていないことだけはたしかであり、夜ともなれば、墨を流したような今出川一帯の大屋根が、それだけになお気味わるい夜気を都の隅に濃くしてはいた。
— 黒白帖 『私本太平記』 青空文庫