外姑
がいこ
名詞
標準
mother-in-law (of the husband)
文例 · 用例
主人の外姑はそこに住んでゐるのである。
— 森鴎外 『魔睡』 青空文庫
外舅外姑が亡くなってからは、川添の家には卑属しかいないから、翁がうかと言い出しては、先方で当惑するかも知れない。
— 森鴎外 『安井夫人』 青空文庫
その配中村氏は南畆先生が外姑の後裔なり。
— 永井荷風 『礫川記』 青空文庫
あの海岸の城下まちにも、大砲の音が、おどろおどろ聞えて来て、まちの人たちも、生きたそらが無かったのでございましょうが、私は、そんなこととは知らず、ただもう妹のことで一ぱいで、半気違いの有様だったので、何か不吉な地獄の太鼓のような気がして、ながいこと草原で、顔もあげずに泣きつづけて居りました。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
「じゃあ、僕は失敬するよ」佐竹は小声でそう呟き、金側の腕時計を余程ながいこと見つめて何か思案しているふうであったが、「日比谷へ新響を聞きに行くんだ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
その女のひとを搜しに半鐘をながいこと烈しく鳴らして村の消防手どものいく艘もいく艘もつぎつぎと漁船を沖へ乘り出して行く掛聲を、三人は、胸とどろかせて聞いてゐた。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
私はここに移ってきてから、ながいこと忘れていた茶の花の趣致に心をひかれた。
— 種田山頭火 『草木塔』 青空文庫
鳴きつゞけて豚も寒い日・何やら来て何やら食べる夜のながいこと もう一杯、柄杓どの(酔ざめに)・月がぱち/\お風呂がわいた 夜ふかうして白湯のあまさよ 追加 乞ひあるく道がつづいて春めいてきた 三月一日曇つて寒い、井上さんから貰つてきたトンビのありがたさよ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
作例 · 標準
「今日は外姑の喜寿のお祝いだから、奮発して老舗の料亭を予約しておいたよ。」
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「外姑は昔からお花が大好きで、お見舞いにはいつも季節のブーケを持っていくことにしているんだ。」
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「おっと、外姑から手作りの梅干しが届いたよ。酸っぱいのが苦手な子供たちは逃げ出すかな。」
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