ちいと
ちいと異読 ちいっと
副詞
標準
a little bit
文例 · 用例
「あれを今、学校をやめさして、働きに出しても、そんなに銭はとれず、そうすりゃ、あれの代になっても、また一生頭が上がらずに、貧乏たれで暮さにゃならんせに、今、ちいと物入れて学校へでもやっといてやったら、また何ぞになろうと思うていない。
— 黒島傳治 『電報』 青空文庫
「――二階を貸してやるというので、これ倖いとついて行ったら、なんと女気なしの針助の一人世帯、ちいと薄気味わるかったけど、今時空間なんて貸してくれる人は、ざらにいるわけじゃない。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
……そのくせ、他愛のないもので、陽気がよくて、お腹がくちいと、うとうととなって居睡をする。
— 泉鏡花 『二、三羽――十二、三羽』 青空文庫
風呂はとろとろ火ながら、ちいちいと音がしてる。
— 伊藤左千夫 『隣の嫁』 青空文庫
女はやかましい声で客を呼ぶ「ちいと、旦那」というのが尤多い。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
「ちょいと」とはっきり聞えるのもあるが、多くは「ちいと」と聞える。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
母 たねが、ちいと相手が気に入らんのだろうわい。
— 菊池寛 『父帰る』 青空文庫
例の女が入口から、「ちいと流しましょうか」と聞いた。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
作例 · 標準
ちいとばかり休憩しようか、と彼は言った。
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「まあ、ちいと冷たいわね。」彼女は紅茶を一口飲んで言った。
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ちいと前までは、ここには何もなかったのに、今は立派な建物が建っている。
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標準
a little while
作例 · 標準
ちいと待ってて、すぐに戻るから。
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彼はちいとばかり考え込んでから、ゆっくりと話し始めた。
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「ちいと時間があるかい?」友人が私に尋ねた。
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