二拍子
にびょうし
名詞
標準
duple time
文例 · 用例
歌詞は六行一聯の六聯で、曲の方はハ調四分の二拍子、それが最後の二行が四分の三拍子に變る。
— 石川啄木 『雲は天才である』 青空文庫
その夜遊びに来た二三の生徒に、自分でヰオリンを弾き乍ら教へたら、矢張賞めてくれた、然も非常に面白い、これからは毎日歌ひますと云つて、歌詞は六行一聯の六聯で、曲の方はハ調四分の二拍子、それが最後の二行が四分の三拍子に変る。
— 石川啄木 『雲は天才である』 青空文庫
乃ち、謠の八拍子なるものは三拍子と二拍子との混合であるといふことである。
— 岩野泡鳴 『神秘的半獸主義』 青空文庫
やりたくても無い時があり、あってもやりたくない時があり、二拍子揃って都合よくやる時もあり、ふかし甘藷二三本新聞紙に包んで御免を蒙る場合もある。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
しかし、私たちが深く顧みなければならないことは、これらの作曲には犯すべからざる約束があり、拍子も、二拍子、三拍子四拍子などと固定された厳格な規定が成立し、作曲の主題の配列の仕方も自由ではなくなっているのである。
— 中井正一 『美学入門』 青空文庫
間もなく、〈プルトン〉という二拍子の古風なコントル・ダンスの曲がはじまった。
— 久生十蘭 『だいこん』 青空文庫
周囲の若者たちは全員拳を振り上げ、ロックの二拍子に合わせてドアを強くノックするような動作を繰り返していた。
— 太田健一 『脳細胞日記』 青空文庫
猪之助は片手拝みに、「済まねえ、こことは知らずにとび込んだんだ、仲間の紛擾ごとで取巻かれ、のっぴきならねえ猪之助だ、匿ってくんねえ」「――――」「頼む、頼む――」 半太郎は二拍子ほど唇を噛しめていたが、やがてこくりとうなずいた。
— 山本周五郎 『無頼は討たず』 青空文庫
作例 · 標準
この軽快なリズムは、**二拍子**で構成されている。
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音楽の授業で、**二拍子**の拍子をとる練習をした。
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マーチングバンドは、**二拍子**の力強いリズムを刻んでいた。
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