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これでもかこれでもか

これでもかこれでもか
表現副詞-と
1
標準
as if it weren't already enough
文例 · 用例
とにかく、これでもかこれでもかと眼新しい趣向を凝らして人性の自然を極度に歪曲したものばかり見せられている際に、たまたまこういう人間らしい平凡な情味をもった童話的なものに出会うと清々しい救われたような気持がするから妙である。
寺田寅彦 映画雑感6 青空文庫
坂田をいたわろうとする筆がかえってこれでもかこれでもかと坂田を苛めぬく結果となってしまったというのも、実は自虐の意地悪さであった。
織田作之助 勝負師 青空文庫
眼に見えない力が、彼の咽喉を、これでもかこれでもかと締めつける。
平林初之輔 二人の盲人 青空文庫
自分よりもずつと弱い相手をこれでもかこれでもかと云つた位に苦しませ、苦しむがままにさせてゐる、――そして大いなる強者として自分は鷹揚さうに何げなささうにはしてゐるものの、心のうちではこれまでにつひぞ味つたことのなかつたやうな激しい苦しみを味つてゐる。
堀辰雄 若菜の卷など 青空文庫
これでもかこれでもか……という苦心のうちに、或る瞬間、ほんのりと肉体が眼醒めてくるんだ。
豊島与志雄 常識 青空文庫
込み合ふ電車、表情を失つた顔、どきつい女の衣裳、これでもかこれでもかといふ広告ビラ……。
岸田國士 ある夫婦の歴史 青空文庫
まったくこれでもかこれでもかといった風で中でも最近に出た「復讐熊腹帯」京山作、歌川豊広画くなどはまさにその絶頂の観があった。
林不忘 仇討たれ戯作 青空文庫
お互に怪しげな自信をもち合ひ、これでもかこれでもかといふやうにちよつかひを出し合つて、どつちが先に兜を脱ぐか、それだけの興味から、ぢりぢり双方で後退りをしてみせる、例の他愛のない男女間の遊びに過ぎないのだが、彼は、常に、もう一歩といふところで、巧みに体をかはし、心の中で凱歌を挙げてゐた。
岸田國士 双面神 青空文庫
作例 · 標準
これでもかこれでもかとばかりに、彼は自分の意見を主張し続けた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女はこれでもかこれでもかと服を買い続け、クローゼットはいっぱいになった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
大雪はこれでもかこれでもかと降り積もり、街は完全に麻痺した。
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