玉葉
ぎょくよう
名詞
標準
文例 · 用例
『玉葉』四十に寿永三年正月元日伊勢怪異の由を源義仲の注進せる内に、元日の夜大風雨雷鳴|真虫蛇打ち寄せられ津々に藻に纏われてあるいは二、三石あるいは四、五石(石は百か)皆生きあり、両三日を経て紛失しおえぬ、およそ昔も今も真虫海より打ち上げらるる事は伊勢国に候わず、件の蛇海より来り寄す云々と見ゆ。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
人|一人動いたあとは不思議なもので、御年も若く繊弱い宮様のような女性でありながらも、ことに宮中の奥深く育てられた金枝玉葉の御身で、上方とは全く風俗を異にし習慣を異にする関東の武家へ御降嫁されたあとには、多くの人心を動かすものが残った。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
金枝玉葉の御身を以て、斯かる山上に測候所を設立し給ひし御志の程、世にも尊く仰がるゝ哉。
— 大町桂月 『秋の筑波山』 青空文庫
その上に我らは金枝玉葉の、大塔宮様をさえ奉戴いたしておる。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
金枝玉葉の御身ではあるが、今は山伏にやつしおわされた。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
……尋常の山伏にはよもあるまいと、ひそかに存じてはおりましたものの……よもや、よもや、金枝玉葉の!
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
並々のご身分にあらせられるることか、宮方一統の運命を、双肩に担わせらるる重責の御身、尚、この儀は申すまでもなく、金枝玉葉の尊貴のご身分、他将軍とは異りまする!
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
中で、今記憶にあるのは、清姫、(玉葉)鯉。
— 一九二一年(大正十年) 『日記』 青空文庫
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『玉葉』(ぎょくよう)は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて執筆された、日本の公家九条兼実の日記。
出典: 玉葉 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0