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打ち騒ぐ

うちさわぐ
動詞
1
標準
文例 · 用例
――母家の方からは賑やかな囃子の音や人々の打ち騒ぐ声が微かに響いてゐた。
牧野信一 夜の奇蹟 青空文庫
何故ならそこは荒波打ち騒ぐ埋立ての水際で、例の如くわがイスラム教徒達の掘立小屋やトタン囲いの小屋がごてごてと埋まっていたが、O君は大学も出た人の筈、この部落の住人ではなさそうであるから。
金史良 親方コブセ 青空文庫
お祭りといっても、特別な催し物があるわけではなく、飲んだり食ったりして打ち騒ぐだけで、その中に立ち交るのも私には却って気骨の折れることだろうと、宗吉が気を利かしてくれたのである。
豊島与志雄 田園の幻 青空文庫
『今やかの三つのベースに人満ちてそぞろに胸の打ち騒ぐかな』は、ベースといふ字をそのまま使つてをり、満基(フルベース)の状態を歌つたもので、人をはらはらさせる状態を歌つてゐる。
斎藤茂吉 子規と野球 青空文庫
打ち騒ぐ(うちさわぐ) — 幻辞.com