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名詞
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標準
文例 · 用例
僕がポオやドストイェフスキイに引されるのも、つまりは彼等の中に、異常性格者的なデカダンスがあるために外ならない。
萩原朔太郎 ニイチェに就いての雑感 青空文庫
疑ひもなくそれは、島が自分たちをきつけるのである。
萩原朔太郎 散文詩・詩的散文 青空文庫
)想へば、長い長い年月の間、私は愚劣な妄想によつてきずられて居た。
萩原朔太郎 散文詩・詩的散文 青空文庫
それにもかかわらず、何となく心をかれる俳句であり、和歌の恋愛歌に似た音楽と、蕪村らしい純情のしおらしさを、可憐になつかしく感じさせる作である。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
なぜといふに君の性格には、不思議に人をきつける魔力的のものがあつたからだ。
萩原朔太郎 室生犀星に與ふ 青空文庫
芥取車の上には半年の間捨て置かれた廢物が堆く積まれて甘酸い香をふりまきながら、物うげに脚を運ぶ老馬にかれて行く。
有島武郎 青空文庫
その石も、樹も、皆、水の威力に引されているようで、濶々とした河原に、一筋水が走っている。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
二 温泉宿から梓川に沿いて、河童橋を渡り、徳本の小舎まで来た、飛騨から牛をいて、信州へ山越しにゆく牧場稼ぎの人たちが、行き暮れて泊まるところだ。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫