一再ならず
いっさいならず
表現
標準
over and over
文例 · 用例
佐伯が死んだという噂が東京の本郷あたりで一再ならず立ち、それが大阪にいる私の耳にまで伝わってきたのは、その頃のことだ。
— 織田作之助 『道』 青空文庫
実際、武人たる彼は今までにも、煩瑣な礼のための礼に対して疑問を感じたことが一再ならずあったからである。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
僕は、いわゆる日本の柔道と云ったようなものに、多少の心得があるが、これは一再ならず僕には有効であったものである。
— コナン・ドイル 『空家の冒険』 青空文庫
そしてしばしばがらくたなどの積み重なった山を押しわけて通らねばならない時には、手が骸骨に触れたり、それよりもっと肉のついている死体にあたったりすることが一再ならずあった。
— 寓意を含める物語 『ペスト王』 青空文庫
この名前は『ユリイカ』だけでなく、彼の他の作品でも一再ならず出くはすのですが、色々と文献を調べても、こんな名を持つた学者は見当りませぬ。
— 牧野信一 『『ユリイカ』挿話』 青空文庫
せっかく村へよこされたトラクターが深夜何者かによって破壊されたという例は一再ならず我々の耳目にさえふれたのである。
— 宮本百合子 『五ヵ年計画とソヴェトの芸術』 青空文庫
芭蕉の奧の細道の有名な句を引くまでもなく、これは誰にも一再ならず迫つてくる實感であらう。
— 三木清 『人生論ノート』 青空文庫
」「京師室町将軍家の館で、一再ならずお目にかかった仁だ」「は、何人でございましょうか?
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、その成功体験を語って、一再ならず聴衆を魅了した。
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この地域では、毎年、洪水が一再ならず発生し、住民を苦しめている。
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失敗を恐れず、一再ならず挑戦する精神が、やがて大きな成果につながる。
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彼女は、その問題を一再ならず指摘したが、誰も耳を傾けなかった。
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