密陀僧
みつだそう
名詞
標準
litharge
文例 · 用例
その一つは、密陀僧(即ち酸化鉛)の大壜に開栓した形跡があるのと、もう一つは、再度死者の秘密が現われた事だった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
しかも、輪羽の中芯を、密陀僧の朱が核のような形で彩取っていて、その楕円形をした鮮かな点列だけが、暗い、血を薄めたような闇の中から泛かび上っていた。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
材料はおそらく密陀僧であろう、油性のものにちがいなく、土を透した天井からの雨漏りにも、さほどの損傷は見られなかった。
— 中村清太郎 『ある偃松の独白』 青空文庫
材料は色漆と密陀僧で、画境が幻想的であるうえ、厨子という工芸品のため、多分に装飾的でかつ象徴的になっている。
— 中村清太郎 『ある偃松の独白』 青空文庫
作例 · 標準
密陀僧は、顔料としてだけでなく薬としても用いられていた。
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古代の記録には、密陀僧の様々な用途が記されている。
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密陀僧の成分を分析することで、当時の化学技術がわかる。
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