文化勲章
ぶんかくんしょう
名詞
標準
Order of Culture (Japan)
文例 · 用例
その人の脳裡に在るのは、夏目漱石、森鴎外、尾崎紅葉、徳富蘆花、それから、先日文化勲章をもらった幸田露伴。
— 太宰治 『困惑の弁』 青空文庫
文芸懇話会が、文学の隆盛のための組織としてはそれ自身矛盾を包んでいることは既に明らかにされたのであったが、一九三七年という年は、更に建国祭を期して文化勲章が制定せられ、帝国芸術院というものが設立され、文芸懇話会は創立四年目に発展的解消をとげて、新日本文化の会として現れた。
— 宮本百合子 『今日の文学の展望』 青空文庫
今度出版される昭和十四年度の『雑誌年鑑』の見本の一隅に、文化、文芸賞要覧というのがあって、そこを見たら帝国学士院賞や文化勲章までを入れて凡そ二十二種の賞の名が並んでいた。
— 宮本百合子 『今日の文学と文学賞』 青空文庫
老藤村が、文化勲章の制定に感激しつつ、いまだ文学が一般の人、特に政治家に分っていないこと、そのためにこのよろこびが些かほがらかならざることに遺憾の心をのべているのは味わうべきところであった。
— 宮本百合子 『「大人の文学」論の現実性』 青空文庫
文化勲章は従軍徽章でないのである。
— 宮本百合子 『「大人の文学」論の現実性』 青空文庫
早速絵では竹内栖鳳や横山大観がその文化勲章を授与され、科学方面でも本多博士その他が比較的困難なく選ばれた。
— 宮本百合子 『今日の文学の鳥瞰図』 青空文庫
これらの作家を、栖鳳の貰った文化勲章に価しない芸術家であると言うことの方が寧ろ困難である。
— 宮本百合子 『今日の文学の鳥瞰図』 青空文庫
作家には文化勲章が与えられず、日本歴史の研究その他で知られている徳富蘇峰氏等の名が候補者として噂にのぼっているのはどう言う訳であろうか。
— 宮本百合子 『今日の文学の鳥瞰図』 青空文庫
作例 · 標準
長年にわたり日本の伝統的な陶芸技法を追求し、世界的な評価を得たその陶芸家に、今年度の文化勲章が授与された。
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皇居の宮殿で行われた親授式では、天皇陛下から直接、ノーベル賞受賞者である物理学者の胸に文化勲章が付けられた。
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毎年11月3日の文化の日には、科学や芸術の発展に極めて顕著な功績を残した人物に対して文化勲章が贈られる。
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