半裸
はんら
名詞頻度ランク #42475 · 青空 228 例
標準
half-nakedness
文例 · 用例
半裸體の彫像だつた。
— 萩原朔太郎 『ラムネ・他四編』 青空文庫
市内に行われていた全ての過去から続く催し物に喪が発せられ、結婚式の美しい半裸体の夜半の女の背中に機関銃の弾で穴だらけになったソビエットの赤い旗が迫って、宣伝隊の装甲自動車が租界内に侵入して宣伝ビラを配付した。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
私は開け放った窓のなかで半裸体の身体を晒しながら、そうした内湾のように賑やかな溪の空を眺めている。
— 梶井基次郎 『冬の蠅』 青空文庫
火の影ならず、血だらけの抜刀を提げた、半裸体の大漢が、途惑した幟の絵に似て、店頭へすっくと立つと、会釈も無く、持った白刃を取直して、切尖で、ずぶりとそこにあった林檎を突刺し、敵将の首を挙げたるごとく、ずい、と掲げて、風車でも廻す気か、肌につけた小児の上で、くるりくるりとかざして見せたが、「あはは。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
しかし、道で道路工事をしている人々や、日除け付きの牛車を曳いている人々が、どこの種族とも見受けられない、黒光りや赫黒い顔をして眼を炯々と光らせながら、半裸体で働いている。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
箱車を押す半裸体の馬来人は檳榔子の実を噛んでいて、血の色の唾をちゅっちゅと枕木に吐いた。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
舞台では、長髯の豪傑が四つの金襴の旗を背中にさして長槍を振りまわし、また、半裸体の男が幾人もそろって一斉にとんぼ返りを打ったり、小旦が出て来て何か甲高い声で歌うかと思うと、赤い薄絹を身にまとった道化役が、舞台の柱にしばられて胡麻塩髯の老人に鞭でひっぱたかれたりするのだ。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
帰還兵のT君は、暑い暑いと言つて上衣を脱ぎ半裸体になつて立ち上り、軍隊式の体操をはじめた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
作例 · 標準
ビーチでは、多くの人が半裸で日光浴を楽しんでいた。
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彼の絵画は、半裸の女性が描かれた古典的なスタイルだ。
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「あら、半裸でうろうろして、風邪ひかないでよ」と母親が注意した。
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