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大蜈蚣

おおむかで異読 オオムカデ
名詞
1
標準
Scolopendra subspinipes (species of centipede)
文例 · 用例
ト斜に、がッくりと窪んで暗い、崕と石垣の間の、遠く明神の裏の石段に続くのが、大蜈蚣のように胸前に畝って、突当りに牙を噛合うごとき、小さな黒塀の忍び返の下に、溝から這上った蛆の、醜い汚い筋をぶるぶると震わせながら、麸を嘗めるような形が、歴然と、自分が瞳に映った時、宗吉はもはや蒼白になった。
泉鏡花 売色鴨南蛮 青空文庫
『五雑俎』九に竜が雷を起し、大蜈蚣の玉を取らんとて撃った話あり、その長一尺以上なるは能く飛ぶ、竜これを畏る故に常に雷に撃たるという、竜宮入りの譚に蜈蚣を竜の勁敵としたるもまことに由ありだ、西洋には蜈蚣蛇を殺すという事下に言うべし。
田原藤太竜宮入りの話 十二支考 青空文庫
作例 · 標準
例句