卯の日
うのひ
名詞
標準
day of the Hare
文例 · 用例
初卯の日、母様が腰元を二人連れて、市の卯辰の方の天神様へお参んなすって、晩方帰っていらっしゃった。
— 泉鏡花 『化鳥』 青空文庫
初卯の日、母様が腰元を二人|連れて、市の卯辰の方の天神様へお参ンなすつて、晩方帰つて居らつしやつた、ちやうど川向ふの、いま猿の居る処で、堤坊の上のあの柳の切株に腰をかけて猿のひかへ綱を握つたなり、俯向いて、小さくなつて、肩で呼吸をして居たのが其猿廻のぢいさんであつた。
— 泉鏡花 『化鳥』 青空文庫
二三日すると約束の卯の日がきた。
— 田中貢太郎 『北斗と南斗星』 青空文庫
況んや太初三年の六月には、乙卯の日が見當らぬ(『三正綜覽』參看)。
— 桑原隲藏 『司馬遷の生年に關する一新説』 青空文庫
張惟驤は太初三年の六月に乙卯の日がないから、之を閏六月乙卯の日に擬せんとするが、『博物志』には六月乙卯とあつて、閏六月乙卯と記してない。
— 桑原隲藏 『司馬遷の生年に關する一新説』 青空文庫
十月の卯の日に玄猪の行事をする。
— 折口信夫 『花の話』 青空文庫
即、相嘗祭で、十一月の中の卯の日に行はれる。
— 折口信夫 『大嘗祭の本義』 青空文庫
卯の日が二度しかない時は、上の卯の日に行はれる。
— 折口信夫 『大嘗祭の本義』 青空文庫
作例 · 標準
例句