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山椒魚

サンショウウオ異読 さんしょううお
名詞
1
標準
salamander
文例 · 用例
全く死滅しないまでも山椒魚か鴨の嘴のような珍奇な存在としてかすかな生存をつづけるに過ぎないであろう。
寺田寅彦 俳句の型式とその進化 青空文庫
七 明眸の左右に樹立が分れて、一条の大道、炎天の下に展けつつ、日盛の町の大路が望まれて、煉瓦造の避雷針、古い白壁、寺の塔など睫を擽る中に、行交う人は点々と蝙蝠のごとく、電車は光りながら山椒魚の這うのに似ている。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
それは、「山椒魚」という作品であった。
太宰治 『井伏鱒二選集』後記 青空文庫
そうして、「山椒魚」に接して、私は埋もれたる無名不遇の天才を発見したと思って興奮したのである。
太宰治 『井伏鱒二選集』後記 青空文庫
その三十種類くらいの同人雑誌に載っている全部の作品の中で、天才の作品は井伏さんのその「山椒魚」と、それから坪田譲治氏の、題は失念したけれども、子供を主題にした短篇小説だけであると思った。
太宰治 『井伏鱒二選集』後記 青空文庫
私は今年のお正月、或る文芸雑誌に「黄村先生言行録」と題して先生が山椒魚に熱中して大損をした時の事を報告し、世の賢者たちに、なんだ、ばかばかしいと顰蹙せられて、私自身も何だか大損をしたような気さえしたのであるが、このたびの先生の花吹雪格闘事件もまた、世の賢者たちに或いは憫笑せられるかも知れない。
太宰治 花吹雪 青空文庫
けれども、あの山椒魚の失敗にしても、またこのたびの逸事にしても、先生にとっては、なかなか悲痛なものがあったに違いない、と私には思われてならぬので、前回の不評判にも懲りずに、今回ふたたび先生の言行を記録せむとする次第なのである。
太宰治 花吹雪 青空文庫
私もさっそく四人の大学生の間に割込んで、先生の御高説を拝聴したのであるが、このたびの論説はなかなか歯切れがよろしく、山椒魚の講義などに較べて、段違いの出来栄えのようであったから、私は先生から催促されるまでも無く、自発的に懐中から手帖を出して速記をはじめた。
太宰治 花吹雪 青空文庫
作例 · 標準
清流のそばで、珍しいオオサンショウウオの姿を発見した。
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サンショウウオは両生類の一種で、湿度の高い環境を好む。
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子供の頃、図鑑で見たサンショウウオの不思議な姿に魅せられた。
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