瘡かき
かさかき
名詞
標準
person with a skin disease (esp. syphilis)
文例 · 用例
「君の女は、かさかきだって話だぜ。
— 渡辺温 『シルクハット』 青空文庫
それに、君はシルクハットをかぶっているのだし、誰だって君をかさかきだなぞと云って蔑みはしないよ。
— 渡辺温 『シルクハット』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の吉原において、梅毒の蔓延は深刻な問題であり、鼻が欠け落ちるほどの「瘡かき」も少なくなかったという。
彼は若かりし頃の放蕩がたたり、晩年は無惨な「瘡かき」となって世間から隠れるように暮らした。
「あんな瘡かきとは縁を切れ」と親族から絶縁を言い渡され、男は住み慣れた土地を追われることになった。
戯作の中では、自堕落な生活を送る者を戒める象徴として、無残な姿の「瘡かき」が登場することがある。