南京玉
ナンキンだま
名詞
標準
glass beads
文例 · 用例
それからまた、びいどろといふ色硝子で鯛や花を打出してあるおはじきが好きになつたし、南京玉が好きになつた。
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
永安公司の屋根の上の星が南京玉の八角灯のように騒乱の巷に輝いていた。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
それからまた、びいどろという色|硝子で鯛や花を打ち出してあるおはじきが好きになったし、南京玉が好きになった。
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
二つの眼は黒い南京玉のように小さくつぶらに輝いて、脅えているのかと見ると嬉しそうにも見える。
— 岡本かの子 『蝙蝠』 青空文庫
背中の赤ン坊が人が急に感付いた様に泣き出したりするのもあるし、なかには南京玉の指はめを二重も抜いたどす黒い中指の先きで俥の手掛けをすっと撫でて見て、なめらかな黒塗りの表面へ、粉の様な白い筋がありありと浮いて出ると、きゃっと笑って逃げたりした。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
枕元のスタンドランプには、幸子が編んだ南京玉のついたレースの覆いがかけてあった。
— 渡辺温 『勝敗』 青空文庫
その袋をあけて見ろ」 春夫さんが机の上に袋をあけると、中から青だの赤だの白だの紫だの金だの銀だの、数限り無い南京玉が机上一面にバラバラと散らばって床の上にこぼれました。
— 夢野久作 『クチマネ』 青空文庫
支那人は喜んでピョコピョコ頭を下げて、散らばった南京玉を拾い集めて巾着に入れかけました。
— 夢野久作 『クチマネ』 青空文庫
作例 · 標準
手芸店で見つけた色鮮やかな南京玉を使って、オリジナルのネックレスを作った。
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江戸時代の庶民は、安価で美しい南京玉をかんざしや根付の飾りに愛用していた。
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砂浜に落ちていた南京玉のようなガラス片は、波に削られて丸く輝いている。
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