話が合う
はなしがあう
表現動詞-五段-ウ行
標準
to see eye to eye
文例 · 用例
佐吉さんの兄さんは沼津で大きい造酒屋を営み、佐吉さんは其の家の末っ子で、私とふとした事から知合いになり、私も同様に末弟であるし、また同様に早くから父に死なれている身の上なので、佐吉さんとは、何かと話が合うのでした。
— 太宰治 『老ハイデルベルヒ』 青空文庫
その点あんたのような教養のある近代女性とは何といっても話が合う。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
すると世間も広くなって、もっと私と話が合うようになりますから」 それから、女二人の旅券だの船だの信用状だのを、自分一人で掻き込むようにして埒を開け、神戸まで見送って呉れた。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
「道理で話が合うと思った。
— 太宰治 『古典風』 青空文庫
御法要や御説法があるそうでございますから」「老婢と話が合うようになっちゃあ、おれももうお仕舞いだな。
— 槍突き 『半七捕物帳』 青空文庫
Mさんと世之助とでは、きっと話が合うから。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
こちらでも、どうも、ますます重って行く処を見ると、余り上手なお医者さまとは受け取れませんなど話が合う。
— 東雲師逝去のこと 『幕末維新懐古談』 青空文庫
偶然にここで一つ鍋の飯を食うことになっても、双方話が合うというほどではなかった。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫