抜け目のない
ぬけめのない
表現形容詞
標準
shrewd
文例 · 用例
その後勃凸と私との交渉はさして濃くなつて行くやうなこともなく、唯おんつぁんを通じて、彼が如何に女に愛着されるか、如何に放漫であるか、いざとなれば如何に抜け目のない強烈さを発揮するかといふことなどを聞かされるだけだつたが、今年になつて、突然勃凸と接近する機会が持ち上つた。
— 有島武郎 『骨』 青空文庫
仏蘭西啓蒙期の詩人ウォルテルの如きも、非常に実利的で利殖に抜け目のない人物でありながら、しかも当時一流の人間的情熱家だった。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
そう呟いてから、さも抜け目のない男のようにふいと全くちがった話を持ちだすのである。
— 太宰治 『猿面冠者』 青空文庫
猪木は自己中心的で、抜け目のない男さ。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
しかし見物人が蛇の方に気をとられている油断を見すまして、三人ながらそれぞれに巾着切りを働いていたというんですから、抜け目のないこと驚きます。
— 雷獣と蛇 『半七捕物帳』 青空文庫
むしろ相当神経の行きわたつて抜け目のない描出をしてゐると考へる。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
なかなか抜け目のない奴だ」 笑う顔のいよいよ寂しいのが綾衣の眼には悲しく見えた。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
」 素朴らしく、しかしどこか抜け目のない彼女はいつもの※けたやうな調子で答へた。
— 徳田秋聲 『老苦』 青空文庫
作例 · 標準
あの店の店主は、抜け目のない商売人で有名だ。
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抜け目のない計画を立てたおかげで、プロジェクトは成功した。
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彼は抜け目のない性格で、めったに失敗することがない。
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