国を治める
くにをおさめる
表現動詞-一段
標準
to manage a state
文例 · 用例
うらおそう、しまおそう、くにおそう、天ぎや下おそう、国しる、島しる、世しる、いずれも国を治めるという意である、オモロには形容詞になって、「くにおそいぎみ」というように用いられた例もある。
— 伊波普猷 『浦添考』 青空文庫
此が国を治める原則である。
— 折口信夫 『古代生活に見えた恋愛』 青空文庫
二 威霊天皇には、日本の国を治めるのに、根本的の力の泉がある。
— 折口信夫 『古代人の思考の基礎』 青空文庫
あれもイカン、これもイカン、と禁止して、人間どもを檻の中で飼うことによって国を治めるのはバカ殿様でもできる。
— その五 衆生開眼 『安吾人生案内』 青空文庫
「義経ほどの人はめったにないぞ、鎌倉殿などは義経の前では何の力もない、九郎判官こそ、日本国を治めるお人じゃ」 こういった無邪気な民衆の声が、いつしか鎌倉の頼朝の耳にも入ってきた。
— 第十一巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
そういうふうの国柄であるのでありますからそこ、にヨーロッパの人たちがいくら親切をもって臨んでいっても、この理想の根本が違うのでありますから、牛刀を携えてそうして毎日牛を殺してそれを食物としているというふうではどうしてもインドの国を治めることができない、それはあたりまえであります。
— 高楠順次郎 『東洋文化史における仏教の地位』 青空文庫
もしこの語をそのように解し、そうしてそれによってシナの政治は家族的であるとするならば、家族的精神で国を治めることは日本の特色ではないことになるが、もともと日本の皇室の政治が家族的精神によって行われたというのは、日本の国家の特色をそれによって示そうとするのであるから、こういう考はそれと背反する。
— 津田左右吉 『日本歴史の研究に於ける科学的態度』 青空文庫
それだからこそ彼女は国を治めるという乙な味覚を充分に楽しむことができ、潤沢な権力を思うさま使って事を決裁することもでき、それゆえにまた、いつまでも衡を水平に保ちながら、とほうもない足拍子をとることもできた。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
作例 · 標準
彼は若くして王となり、困難な時代に国を治めた。
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優れたリーダーは、民のために国を治めるべきだ。
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その君主は、公平な法で国を治めることで知られていた。
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