雷様
かみなりさま
名詞
標準
thunder
文例 · 用例
」「さあ――」「降るのは構ひませんがね、その雷様は――」小笠原氏は、幌なしの車に、横ざまに背筋を捻ぢて、窓に腰を掛けたやうな形で飛び飛び、「昨日一昨日と三|日続けて鳴つたですで、まんづ、今日は大丈夫でがせうかな。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
(烈しく再び耳を圧う)何を聞くのか知らないけれど、貴下この二三日の様子じゃ、雷様より私は可恐いよ。
— 泉鏡花 『湯島の境内』 青空文庫
二階の論判一時に余りけるほどに、雷様の時の用心の線香を芬とさせ、居間から顕われたのはお蔦で、艾はないが、禁厭は心ゆかし、片手に煙草を一撮。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
そう考えると、佐助は憂鬱だったが、「往きはよいよいの、中風のような武芸者が相手だが、帰りは怖い雷様を道連れとは、ても洒落た道中かな。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
ぐんぐん登れば雷様を下に見る、不死身の強さは日本一の、猿飛佐助の道中だ」 という洒落が出て来ると、もう憂鬱はけし飛んで、得意満面の鼻歌まじりに、大空を飛んで行った。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
「初雷様だ、あすはお天気だよ」と勝手のほうでばあさんがひとり言を言う。
— 寺田寅彦 『竜舌蘭』 青空文庫
それは雷様に上げてあるのだからの。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
」 伝右街門が不思議な顔をして、雷様がお茶を食るのかいと訊くと、「食るともさ。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
子供の頃、おへそを隠さないと雷様にとられると言われた。
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雲の切れ間から雷様が顔を覗かせたように見えた。
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夏祭りの夜に雷様がゴロゴロと鳴り響いた。
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あの黒い雲は、きっと雷様が遊びに来た印だね。
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ウィキペディア曖昧さ回避
雷様(かみなりさま) 雷神。 コントバラエティー番組『ドリフ大爆笑』でいかりや長介(黒)、仲本工事(赤)、高木ブー(緑)が演じるキャラクター。
出典: 雷様 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0