給費生
きゅうひせい
名詞
標準
scholarship student
文例 · 用例
だから君は今後は単なる道楽の給費生ではなくて、商会の技師格として、事業の目的に隷属して働いてもらいたい、給料として送金は増すことにする―― 復一は生活の見込が安定したというよりも、崖邸の奴等め、親子がかりで、おれを食いにかかったなと、むやみに反抗的の気持ちになった。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
豊島家の玄関番から給費生、大学の秀才、天下の豊島の眼がねに叶って娘の婿、大学教授、まずとん/\拍子でございましたでしょうか。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
弟を大学へやる時には、父の力がつきて、弟は給費生として大学を出たのだ。
— わが落魄の記 『貧乏一期、二期、三期』 青空文庫
なおその以前に、郷里から出ている俊秀にして資力に乏しい生徒には、学費を給与さるるという事にもなっていたので、この給費生もやはり寄宿せしめらるる事になった最初の給費生中で後年成立た重もな人では、佃一予氏勝田主計氏正岡子規氏などである。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
この監督は最初同郷人の服部嘉陳氏であって、私も給費生の始まった頃からその生話掛の一人で、やはり寄宿舎にも関係する事になっていた。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
また寄宿舎の監督こそやめたれ、前にもいった如く、この寄宿舎と給費生との事件に関する世話係というを久松家から嘱托せられて、今もその一員である。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
「和泉太郎、十六年二ヵ月、出生地はサイパン島……聖ジョセフ学院中学部一年B組、アダムス育英資金給費生……父はサイパン支庁の気象技師で、昭和十五年の死亡。
— 久生十蘭 『母子像』 青空文庫
それは村の給費生であったが、ある日病気で寝ていると、役人が牒を持ち、額に白毛のある馬を牽いて来て、「どうか試験にいってくださるように。
— 蒲松齢 『考城隍』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は成績優秀で、給費生として大学に通っている。
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給費生は、学業に専念できる環境が整っているのが強みだね。
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この大学では、経済的に困窮している学生のために、多くの給費生枠を設けている。
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給費生向けのオリエンテーションが、来週の月曜日に開催されます。
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