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名詞
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標準
文例 · 用例
その上「彼に属せざる者かれの天幕に住み……彼の跡は地に絶え彼の名は街に伝わらじ……彼はその民の中に子もなく孫もあらじ……これが日(審判を受けし日)を見るにおいて後に来る者は駭き先に出でし者は怖じ恐れん」、これ実に悪しき者の最後である。
内村鑑三 ヨブ記講演 青空文庫
渠等は社の抜裏の、くらがり坂とて、穴のような中を抜けてふとここへ顕れたが、坂下に大川一つ、橋を向うへ越すと、山を屏風に繞らした、翠帳紅閨のがある。
泉鏡花 茸の舞姫 青空文庫
お誓さん、しかし、ただ、道も一条の上だとしたら、家を起す――血統を絶やさない、真に立派な覚悟だけれど、……本当は女一人だとすると、どうしていいか、それは、学者でも、教育家でも、たとえばお寺の坊さんでも、実地に当ると、八に前途が岐れて、道しるべをする事はむずかしい……世の中になったんですね。
泉鏡花 神鷺之巻 青空文庫
昧爽氣清く、神澄みて、街縱横の地平線、皆眼眸の裡にあり。
泉鏡花 鐵槌の音 青空文庫
この俄崖とすれ/\に剥げた黒塀が構えられていて、その塀を越せばもう出前持が自転車で岡持を持ち運ぶ都大路の八の一つになっております。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
それらの者はこの六月の末という暑気に重い甲冑を着て、矢叫、太刀音、陣鐘、太鼓の修羅のに汗を流し血を流して、追いつ返しつしているのであった。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
身を竦てゝ 雲に入る、一錫 游龍の如し。
幸田露伴 運命 青空文庫
如何にこれから戦に赴く途中であるとしても、皆具取鎧うて草摺長にザックと着なした大鎧で茶室へも通れまいし、又如何に茶に招かれたにしても直に其場より修羅のに踏込もうというのに袴肩衣で、其肩衣の鯨も抜いたような形も変である。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫