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戯文

ぎぶん
名詞
1
標準
humorous writing
文例 · 用例
家人は私を未だ病人あつかいにしているし、この戯文を読むひとたちもまた、私の病気を知っている筈である。
――当りまえのことを当りまえに語る。 もの思う葦 青空文庫
私はやっぱり阿呆みたいに、時流にうとい様子の、謂わば「遊戯文学」を書いている。
――ひそひそ聞える。なんだか聞える。 青空文庫
魯文は露店へ立ったままで筆を執って「鯰の老松」という戯文と下画を書き、ちょうど来合わした狂斎という画工に下画のままの画を描かして渡したところが、これが非常に売れて、他の書肆からも続続注文が来たので、五六日の間に四五十枚の草稿を書いたのであった。
田中貢太郎 死体の匂い 青空文庫
戯文戯墨の毒弊は世俗の衆盲を顛堕せしのみかは、作者自身等をも顛堕し去んぬ。
北村透谷 徳川氏時代の平民的理想 青空文庫
戯文世界の文学は、価値ある思想を含有せし者にあらざること、吾人と雖、之を視ざるにあらず、然れども戯文戯文なり、何ぞ特更に之を以て今の文学を責むるの要あらんや。
北村透谷 内部生命論 青空文庫
吾人を以て之を見れば、過去の戯文が、華文妙辞にのみ失したるは、華文妙辞の罪にあらずして、文学の中に生命を説くの途を備へざりしが故なり、請ふ、少しく徳川氏の美文学に就きて、之を言はしめよ。
北村透谷 内部生命論 青空文庫
爰に於て吾人は小説戯文界に於て、仮名垣魯文翁の姓名を没する能はず。
北村透谷 明治文学管見 青空文庫
更に高品なる戯文家としては成島柳北翁を推さゞるべからず。
北村透谷 明治文学管見 青空文庫
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戯文(ぎぶん)とは、中国の古典的な演劇である戯曲形式の一つ。南方系の楽曲である南曲を用いる。明代に隆盛した。南曲戯文(なんきょくぎぶん)、南戯(なんぎ)ともいう。

出典: 戯文 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0