博引
はくいん
名詞動詞-サ変
標準
extensive references (in a text)
文例 · 用例
全く自ら筆を操る事が出来なくなってからの口授作にも少しも意気消沈した痕が見えないで相変らずの博引旁証をして気焔を揚げておる。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
彼もしくは彼女の機智頓才、魅力弁力、その衒学的の博引広証、いずれも一時的に人を煙に捲くに足る。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
例によつて博引旁搜ではあるが、支那方面の材料を殆ど利用してないのが大なる缺點と思ふ。
— 桑原隲藏 『支那人間に於ける食人肉の風習』 青空文庫
科学者の随筆は何所かに術語が混つてどつしりした重味がつくし、文献家の漫筆は御手の物の博引旁証で読者に予期しない稗益を与へる。
— 桑木厳翼 『『全輯百間隨筆』内容見本「推薦文」』 青空文庫
さすが同君のこととて、いわゆる博引旁索で、中世における唱門師のいかなるものであったかをかなりよく示されている。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
ここでも博引旁証、まさしく「書籍的」「非個性的」といわれる初期のエッセーの特徴を遺憾なく示している。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
作例 · 標準
彼の論文は、古典から最新の研究まで博引されており、その学識の深さに驚かされた。
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この分野の専門家になるには、多くの文献を博引する努力が不可欠だ。
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会議でのプレゼンテーションは、博引されたデータに基づいていたため、非常に説得力があった。
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