生若い
なまわかい
形容詞
標準
young and immature
文例 · 用例
」「いゝ年をして、生若い、紺絣の青年のようなことを云ってら!
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
」と生若い声を出す。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
或る日、おんつぁんが来たと取り次がれたので、私は例の書斎に通すやうに云つておいて、暫くしてから行つて見ると、おんつぁんではない生若い青年だつた。
— 有島武郎 『骨』 青空文庫
然し、僕は何うしても文學志望を斷念して、親父の希望通り醫者になると云ふ決心も出來ずどちら付かずに生若い人間が、毎日ぶら/\して居る。
— 三島霜川 『自傳』 青空文庫
扨こそ子爵が詞通り、思想も発達せぬ生若い者の感情、都風の軽薄に流れて変りしに相違なきかと頻に迷い沈みけるが思いかねてや一声|烈しく、今ぞ知たり移ろい易き女心、我を侯爵に見替て、汝一人の栄華を誇る、情なき仰せ、此辰が。
— 幸田露伴 『風流仏』 青空文庫
どこから見たって不足を言う点がないではないか、生若いものであると料簡の見留めもつきにくいが斎藤ならばもう安心なものだ。
— 伊藤左千夫 『春の潮』 青空文庫
あんな生若い癖に駕籠賃を踏み倒したりなんかして、あれがだんだん増長すると騙りや美人局でもやり兼ねないと……」「そりゃ全くですわね」 なにげなく相槌を打っていたが、文字春はもう正面からお雪の顔を見ていられなくなった。
— 津の国屋 『半七捕物帳』 青空文庫
似非デカダン 自己の生活に濫して酒肉を買ひ、傍に迷惑をかけても恬として恥ぢないやうな、生若い似非デカダン、道楽デカダンには私は何時も怖毛を振ふ。
— 田山録弥 『文壇一夕話』 青空文庫
作例 · 標準
「そんな生若い考えでは、厳しいビジネスの世界を渡り歩くことは到底できないぞ」
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「彼はまだ生若い身だが、その情熱と才能には目を見張るものがある」
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生若い苦労は買ってでもしろと言われるが、実際に直面すると逃げ出したくなるものだ。
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