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御新造

ごしんぞう異読 ごしんぞ
名詞
1
標準
wife (esp. of a prominent, recently married man)
文例 · 用例
御新造は驚きたるやうの惘れ顏して、夫れはまあ何の事やら、成ほどお前が伯父さんの病氣、つゞいて借金の話しも聞ましたが、今が今私しの宅から立換へようとは言はなかつた筈、それはお前が何ぞの聞違へ、私は毛頭も覺えの無き事と、これが此人の十八|番とはてもさても情なし。
一葉女史 大つごもり 青空文庫
鹽花こそふらね跡は一まづ掃き出して、若旦那退散のよろこび、金は惜しけれど見る目も憎ければ家に居らぬは上々なり、何うすれば彼のやうに圖太くなられるか、あの子を生んだ母さんの顏が見たい、と御新造例に依つて毒舌をみがきぬ。
一葉女史 大つごもり 青空文庫
塩花こそふらね跡は一まづ掃き出して、若旦那退散のよろこび、金は惜しけれど見る目も憎ければ家に居らぬは上々なり、どうすればあのやうに図太くなられるか、あの子を生んだ母さんの顔が見たい、と御新造例に依つて毒舌をみがきぬ。
樋口一葉 大つごもり 青空文庫
己れにした処がまあカチヤには何よりべらべらしたものを着せて、頬っぺたの肉が好い色になるものでも食わせて、通りすがりの奴等が何処の御新造だろう位の事を云って振り向く様にしてくれりゃ、宿六はちっとやそっとへし曲って居ても構わ無えと思う様になるんだ。
有島武郎 かんかん虫 青空文庫
……」彩ある雲四十六 爺さんは、先刻打撲された時|怪飛んだ、泥も払わない手拭で、目を拭くと、はッと染みるので、驚いて慌しいまで引擦って、「他所目には大所の御新造さんのように見えます、その貴女が、……やっぱり苦界、いずれ苦の娑婆でござります。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
此の勢に乘じて、立處に一國一城の主と志して狙をつけたのは、あらう事か、用人團右衞門の御新造、おきみ、と云ふ、年は漸く二十と聞く、如何にも一國一城にたとへつべき至つて美しいのであつた。
泉鏡太郎 二た面 青空文庫
が、此はさすがに、井戸端で、名のり懸けるわけには行かない、さりとて用人の若御新造、さして深窓のと云ふではないから、隨分臺所に、庭前では朝に、夕に、其の下がひの褄の媚かしいのさへ、ちら/\見られる。
泉鏡太郎 二た面 青空文庫
處が、少い御新造より、年とつた旦那團右衞門の方が、聊か煩惱と云ふくらゐ至極の猫好で、些とも構はないで、同じやうに黒よ、黒よ、と可愛がるので何時ともなしに飼猫と同樣に成つたと言ふ。
泉鏡太郎 二た面 青空文庫
作例 · 標準
村長さんの御新造は、いつも美しい着物をお召しになっている。
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新しく赴任してきた社長の御新造は、とても気さくな方だった。
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彼は御新造のために、毎週花を買って帰るそうだ。
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