雲粒
うんりゅう異読 くもつぶ
名詞
標準
cloud droplet
文例 · 用例
普通大気中にある雲粒や霧の粒は直径0.03ミリ程度の小水滴で、これは「安定」な水滴である。
— 中谷宇吉郎 『低温室だより』 青空文庫
そういう水滴が雪の結晶に附着すると、その水滴の形のまま凍りついて、いわゆる雲粒付結晶になる。
— 中谷宇吉郎 『低温室だより』 青空文庫
面白いことには、この種の極微水滴が雪の結晶の面に附着すると、その途端に結晶面に拡がってしまうらしく、結晶は透明な氷として生長し、従って雲粒付結晶にはならない。
— 中谷宇吉郎 『低温室だより』 青空文庫
(A)の摸写図はこの雲粒付結晶を示すものであろう。
— 中谷宇吉郎 『『雪華図説』の研究』 青空文庫
そのほかに、日本などで普通に見られる雲粒付きの針もたくさん降ってくる。
— 中谷宇吉郎 『黒い月の世界』 青空文庫
人工降雨理論の別の一面に、雲粒が互に衝突してくっついて、雨滴になる機巧の研究がある。
— 中谷宇吉郎 『科学と国境』 青空文庫
この場合、雲粒が互に衝突する確率を計算しなければならないのであるが、それには流体力学の厄介な計算が必要である。
— 中谷宇吉郎 『科学と国境』 青空文庫
それで雲粒がくっつく機巧の研究には、水滴の表面に吸着している空気の分子層の研究を逸することは出来ない。
— 中谷宇吉郎 『科学と国境』 青空文庫
作例 · 標準
例句