僅かしか
わずかしか
表現
標準
(nothing) but a little
文例 · 用例
我々の時代には、かかる不屈不撓、かかるはげしい熱狂を抱いてゐる藝術家は僅かしか居りません。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『或女友達への手紙』 青空文庫
――(それとて私にはほんの僅かしか要りませぬ。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『巴里の手紙』 青空文庫
」「僅かしかありゃしねえでがすよ、顔を知っとる奴なら、三百人もありますべえか。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
あっても、極く僅かしかない。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
三 木代が、六十円ほどはいったが、年末節季の払いをすると、あと僅かしか残らなかった。
— 黒島傳治 『窃む女』 青空文庫
「蝶ちゃんは、僕を大酒飲みのように言うがあれだけ飲んで、事実、飲んだ気はほんの僅かしかないのだ。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
七才八才の時には、努力しても僅かしか挙げることの出来なかった重石も、成長し身体が大きくなれば、簡単に之を挙げられるものである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
去年だか一昨年だか朝日新聞に、現代家屋の図面が毎日々々載つた事があるが、書斎を特に設けた家は僅かしか無い。
— 内田魯庵 『家庭の読書室』 青空文庫