石づき
いしづき
名詞
標準
ferrule (of a cane, umbrella, etc.)
文例 · 用例
安産のまじないに要るとか言って、子安貝、海馬、松茸の石づき、何の事やら、わけのわからぬものを四方八方に使いを走らせて取寄せ、つくづく金持の大袈裟な騒ぎ方にあいそがつきました。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
そして役場に保管されていた宝石づきの仏像だけがいつの間にか盗まれていたのです。
— その十八 踊る時計 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
―― 伸子は、モスク※の生活の深みをさぐっている自分の理解の石づきが、この女の言葉で、ごく底のたしかなところへ触れたと感じた。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
」お鈴を鳴らしてなかをのぞいたら、「宮本捨吉明治三十年奉納」の豊公幼時の胆と矢矧の橋の上の小六の槍の石づきをとらえている小さいごろつきのような豊公の絵があって大笑いしました。
— 一九四〇年(昭和十五年) 『獄中への手紙』 青空文庫
社司どもが、厨子などをなげすて、また多くの人夫は、鎗の石づきなどでもって、それらを打ちくだき、火中に投げました。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
これやこれ、末期の水ぞ) と、その貪るにまかせ、兵みな唇を雫し、眼底を濡らすを見るや、大薙刀の石づきを、なお余せる巨瓶の腹にさし向け、(瓶よ聞け、われら武門、いやしくも水に窮して、枯魚の如く死ぬべきや――。
— 第九分冊 『新書太閤記』 青空文庫
あの時からみると数段上を遣う、――苦しんだな、そう思ったとたん、鉄之助は不自由な右足をずと寄せ、いしづきを下げるとみるや、えいと絶叫しながら突きを入れてきた、二人の足下から雪煙があがり、戞!
— 山本周五郎 『足軽奉公』 青空文庫
作例 · 標準
杖の石づきが擦り減って滑りやすくなったので、新しいものに交換した。
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傘の石づきが取れてしまい、先端がむき出しになっている。
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刀の鞘の石づきには、細やかな彫刻が施されていた。
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山道を歩き終えると、ストックの石づきはすっかり削れてしまっていた。
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標準
hard tip (of a mushroom stem)
作例 · 標準
きのこの石づきを切り落とし、食べやすい大きさにほぐしてください。
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新鮮な舞茸は石づきが柔らかいので、細かく裂いて一緒に炒めると美味しい。
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「このしめじ、石づきが土で汚れてるから、しっかり洗い流してね。」
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レシピには「えのきの石づきを切り、3cm長さに切る」と書いてあった。
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