雄心勃々
ゆうしんぼつぼつ
形容詞-たる副詞-と
標準
aspiring
文例 · 用例
劫初以来人の足跡つかぬ白雲落日の山、千古斧入らぬ蓊鬱の大森林、広漠としてロシアの田園を偲ばしむる大原野、魚族群って白く泡立つ無限の海、ああこの大陸的な未開の天地は、いかに雄心勃々たる天下の自由児を動かしたであろう。
— 石川啄木 『初めて見たる小樽』 青空文庫
城下に這入って、釈迦堂脇から二十人町、名掛町と通り過ぎてしまえば、独眼竜伊達の政宗が世にありし日、恐るべきその片眼を以て奥地のこの一角から、雄心勃々として天下の風雲をのぞみつつ、遙かに日之本六十余州を睥睨していたと伝えられる、不落難攻の青葉城は、その天守までがひと目でした。
— 仙台に現れた退屈男 『旗本退屈男 第七話』 青空文庫
彼が、雄心勃々として禁ずる能はず、機に臨ンで其驥足を伸べむと試みたる老将たりしや知るべきのみ。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
これはひとつには、地方の雰囲気が雄心勃々たる青年の「夢」を育てるだけの魅力を欠いてゐたことにもよりますが、ひとつには、専門の学校を出なければ一人前の人物になれないといふやうな誤つた考へがはびこつてゐたからです。
— ――力としての文化 第五話 『青年の夢と憂欝』 青空文庫
作例 · 標準
彼はまだ若いだが、雄心勃々としており、将来が楽しみだ。
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「雄心勃々たる若者よ、大志を抱け!」と校長先生は激励した。
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起業家精神にあふれ、雄心勃々たる姿勢で新しいビジネスに挑戦している。
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