数え上げる
かぞえあげる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to count up
文例 · 用例
それでも全体の天球の十分一くらいを数えたに過ぎぬので、すっかり数え上げるにはまだどのくらいかかるか分らぬ。
— 寺田寅彦 『天河と星の数』 青空文庫
時に依っては、電柱を、ポストを、街路樹を、それぞれ一人に数え上げるがよい。
— 太宰治 『懶惰の歌留多』 青空文庫
その舟の中の魚を数え上げるのは市場の若い者で、両手で五匹ぐらいずつ一掴みにして……ええ。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
」 ――そんな風にして、ざっと数え上げると、ユニオン、日米、国華、銀座、フロリダと、都合五つの舞踏場を踊り回った大月は、最後のフロリダで若い美しい一人のダンサーを連れ出すと、その儘自動車を飛ばして丸の内の事務所へ帰って来た。
— 大阪圭吉 『花束の虫』 青空文庫
このごときを数え上げることの愚かさは、針頭の立ちうる天使の数を数えんとした愚かさにも勝った愚かさであろう。
— 有島武郎 『二つの道』 青空文庫
グラフィックス、音に加えて、アニメーションや動画、そしていつかは人の話す言葉までを取り扱い、五感に訴えるさまざまな情報を相互のマシン間でやり取りする環境を用意するためには、積み上げるべきソフトウエアの技術は山ほど数え上げることができた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
……私がJ・I・Cに殺されなければならぬ理由は数え上げるだけ野暮であろう。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
水中にも、地上と同じような匂いが、限りなく漂っていて、こんもりと茂った真昆布の葉は、すべて宝石のような輪蟲の滴を垂らし、吾々はその森の姿を、いちいち数え上げることができるのだ。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
作例 · 標準
彼女のいいところを数え上げたら、一晩あっても足りないくらいだ。
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「欠点を数え上げるよりも、どうすれば改善できるかを一緒に考えようよ」
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指を折って一から十まで数え上げる子供の姿に、思わず笑みがこぼれた。
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予算案の問題点を数え上げていくうちに、会議は予定の時間を大幅に過ぎてしまった。
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